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作成日: 2016.08.03

リノベーション費用をセルフリノベーション・DIYで抑える!

リノベーション費用をセルフリノベーション・DIYで抑える!

費用がかさみがちなリノベーション。自分でできるところはDIY・セルフリノベーションにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?古い家を理想の我が家へ変える上での注意点をお話しします。

リノベ費用はDIY・セルフリノベで抑えられる?

昨今のDIYブームによって、セルフリノベーションが広まっています。DIYはそれ自体を楽しみながらオリジナリティーのある住まいにできるうえに、材料費だけで抑えられるので費用面でのメリットも大きいとされているのです

壁紙をDIY・セルフリノベーションするには?

壁紙の張り替えをDIYで行うには、撫でヘラや地ベラ、ジョイントローラーが必要です。大工工事でネジを締めるのには、インパクトドライバーは必須です。

一つ一つの工事ごとに、専用の道具を買い揃えていかなければなりません。

また、専門業者が行うのと比べて時間も掛かります。DIYでの工事は、慣れるまでの費用対効果が悪く、途中で挫折してしまい、あとから業者に依頼してかえって高い出費になってしまうこともあります。

仕上がりの面で言うと、たとえば、フローリングの張り替えは簡単そうに見えるかもしれませんが、部屋の端の処理などはプロと仕上がりに差が出やすいところです。

リノベーションでプロに任せるべき電気工事

リノベーション工事の中には、プロでしかできないものもあります。

たとえば、電気工事には第二種電気工事士の資格が必要です。したがって配線工事は、資格を取得しない限りDIYで行うことはできません。

ガス工事についても都市ガスの場合には、簡易内管施工士の資格を取得したうえで、ガス事業者との契約が必要になり、実質的に個人が工事を行うことはできないです。

プロパンガスの場合にも、液化石油ガス設備士という資格が設けられています。

資格を持っていても電気やガス工事をDIYで行う場合は、危険も伴いますのでプロに依頼する方が安心でしょう。

DIY・セルフリノベは施工性の高いところだけ行うのがおすすめ

すべてをDIYとするのは慣れない人にとっては難易度が高すぎます。比較的施工性のよい工事だけをDIYで行い、あとはプロに任せることも検討してみましょう。

たとえば、既存の壁の撤去や新たな壁の設置、資格を持っている人にしかできない電気工事などはリノベーション会社に依頼して、壁を塗装する、あるいは珪藻土(けいそうど)を塗るといった部分だけをDIYとします。また、DIY用のグッズが市販されているものであれば、比較的取り組みやすいでしょう。

DIYはブームですが、慣れてない人がいきなりすべての工事をDIYで行おうとするのには無理があります。これらの注意点を参考に、無理のない範囲内で楽しみながら、リノベーションにDIYを取り入れてみましょう。

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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