リフォーム・リノベーション
2018/11/12

わたしのリノベーションストーリー:たくさんのアートとこだわりのカウンター。遊び心溢れる大人の趣味を楽しむ部屋

マンション購入とセットの「リノベーション」って、人生で何度も経験することではないから、わからないことでいっぱいですよね。Renosy を通じて、自分の念願の住処を手に入れた先輩たちのお部屋を訪問し、こだわりのポイントを伺います。

今回おじゃましたのは、購入したマンションを1LDKにリノベーションした男性一人暮らしのお部屋。遊び心溢れる仕掛けがたくさんあるお部屋は、驚きの連続でした。


玄関が2つある部屋

「ちょっと不思議なお部屋なんです」とRenosyの設計担当・間宮さんに聞いて伺ったのは、中目黒にある玄関の一室。「まず、玄関が2つあるんですよ」。玄関が2つ……?一体どういうことなんでしょう。

ドアを開けると、まず正面には、マンハッタンの夕景を映した大きなアート作品が。
右を向いても、入り口。
左を向いても、入り口。どちらからも入れるようになっていて、なるほど、玄関が2つある……!

このお部屋の主は、この秋に広告代理店から独立されたばかりという江口さん。
大きなアート作品に、左右それぞれに設けられたガラスの飾り棚に置かれた様々なオブジェ。大人の余裕を感じさせる空間です。

左右、それぞれの入り口をまわりこむと、靴や服が整然と並べられたクローゼットスペースになっていました。
それにしても、どうしてこんな変わった間取りに……?

「服や靴をたくさん持っているので、玄関は、それを常に生活の一部に感じられるような、自分の好きなものに囲まれた空間にしたくて。気分と天気によって置き方を変えたり。入る時は、その時のコンディションでどちらを使うか決めますね。右のほうが多いかな」

投資用のマンションもお持ちの江口さんですが、元々は賃貸で物件探しをしていました。ただ、やはり間取りや内装で納得のいくものが見つからず、だったら購入してリノベーションするのが良いのではと方針転換。60m2ほどとサイズ的にちょうどよく、立地も気に入ったこの物件に巡り会いました。

無垢一枚板のカウンター

設計担当の間宮さんが「このお部屋は、夜の雰囲気が素晴らしいんですよ」と力説するため、わざわざ夜の時間にお伺いをさせていただいたリビング。そこにはなにやら、ただならぬ存在感を醸しだすカウンターが。
無垢の一枚板に、樹脂を合わせた特注品のカウンターテーブル。床にうつる陰影が綺麗です。

こちらは、一枚板テーブルを中心にした家具を扱うATELIER MOKUBAで、気に入った木を選び、サイズを合わせて加工してもらったもの。たまたま、お風呂やトイレを選ぶために見に行ったショールームで、ATELIER MOKUBAの期間限定の展示販売に遭遇、一枚板の魅力に惚れ込み、これをカウンターテーブルにすることを決めました。

「これは取り入れないと大変なことになると思って。運命でしたね」

わざわざ、福岡の工場まで一枚板が出来上がる工程を見にいくほどの惚れ込みよう。雨ざらしにしたり、天日干しにしたりと、職人さんが1枚1枚、その木に合った工程を施し、数年をかけて自然な風合いを出していくそう。

見学した時の動画を嬉しそうに見せてくれた江口さん。本気で気に入ったものを、リビングのメインに据える。これが本当の贅沢だなぁと感じます。

カウンター上段も、同じ一枚板で。壁は版築(はんちく)という手法で作られています。
リビングとベッドルームを仕切る壁にも、お揃いの版築。これは、設計担当の間宮さんのアイディアでした。

「本気を出してもらったな、ととても満足してます。ビジネスライクの関係というよりも、昔から知ってる友達のように、言いたいことを言い合える関係だったのがよかったです。一緒に楽しんで作っていけました」

との江口さんの言葉に、間宮さんも感無量でした。

アートを楽しむリビング

後日、今度は昼の雰囲気を見せていただくため再び訪問させていただきました。

しっかりとくつろげる場所にしたかったというリビング。
収納を全て玄関においたことで、ゆったりとした空間になりました。
アートがとてもお好きだという江口さん。リビングには、要所要所に、旅先などで自ら買い求めたというアート作品がたくさん飾られています。
テレビ台にはタイ、メキシコ、アフリカ、それに沖縄で購入した小さなオブジェが集合。
トイレにもありました。空間に合わせて、その雰囲気に合ったものが飾られています。

飾られている全てが、ポスターやポストカードではなく全て本物であることに脱帽。どこにいても、自然とアート作品が目に入ってくることで、暮らしがぐっと豊かになるように感じられました。

こちらはつい最近、タンザニアの工房を訪れて購入したというもの。と、その奥に、なにも飾られていない額縁のようなものが見えますが……
こちらはなんと、ドアになっていました。思いもよらないギミック……!
ドアの中は、集中して仕事ができるスペースになっていました。

取っ手のついていない、大きな額縁のように見える部分は仕事スペースへと通じるドア。アートが好きな江口さんが、「絵の中にこもる」感じを表現したアイディアです。

手を抜かずに楽しむ、本気の大人の部屋

リビングの隣のベッドルームは、扉を設けず、雰囲気のある版築の壁で仕切られています。
こちらにも収納をあえて設けなかったことで、余計なものがなくかなり落ち着く空間になっています。目に入ってくる塗り壁独特の風合い、ずっと見ていたくなるような奥深さがあります。
窓の先には、「まだ手つかずですが」とおっしゃられていた広い庭スペースがありました。ハンモックがなんとも気持ち良さそう。

こだわりを持って、あえて攻めた間取りにしたという江口さんのお部屋。

「いろんな不動産を見てきたけど、今まで見た中で一番かっこいい部屋になったと思ってます」と自信満々の言葉どおり、どの部分にも手を抜かず、一番気に入ったものだけで作り上げられた空間は、まさに「一点モノ」。無垢の一枚板テーブル、版築の壁、そしてたくさんのアートと、どこにもニセモノがない大人の部屋でした。

リノベってこんなこともできるんだ、と、たくさんの可能性を見せていただいたような気分です。

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