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作成日: 2018.06.07

マンション購入後、後悔しないために。「方角・階数・位置」の正しい選び方

マンション購入後、後悔しないために。「方角・階数・位置」の正しい選び方

中古マンション購入のはじめのステップは「立地や築年数」の選択です。これが終わると次のステップ「方角・階数・位置」の選択になります。これらを考えたとき、「方角なら南向き」「階数なら高層階がよい」と思い込んでいる人も多いかもしれません。しかし、単純に考え過ぎてしまうと「こんなはずじゃなかった!」と後悔することになります。しっかりとポイントを押さえましょう。

方角の正しい選び方:たとえ南向きでも実際の日当たりを確認

マンションを購入するとき、「南向きの部屋にしたい」と考える理由は、「日当たりが良い」「洗濯物がスピーディーに乾く」「冬でも暖かい」などがあります。逆に、「北側は日当たりが悪いせいで暗くて寒い」といった理由から敬遠され気味です。方角選びで失敗しないコツは、「南向きの部屋=環境が良い」と思い込まないことが大切になります。南側の部屋でも隣の建物などによって、日差しが遮られている可能性があるのです。

また、マンション自体の形状によって日当たりが悪い可能性もあります。逆に、「あまりにも日差しが強すぎて暑い」「冷房代がかかる」ということも考えられます。よくある間違いは、天気が悪い日や夕方、夜間のみ内見をして、「南向きだから天気の良い日中は日当たりがよい」と思い込んでしまうことです。これを避けるには、天気の良い日中にも内見を行うしかありません。

それがどうしても難しければ、不動産会社の担当者に天気の良い日の室内写真を撮ってもらい、それをもとに検討をしましょう。物件によっては、別方角の部屋の方が景色や環境がよいということも十分ありえます。必ず綿密なリサーチをしてから契約に進みましょう。

階数の正しい選び方:エレベーター待ちがイヤなら低層階の選択も

階数選びでは、一般的には「高層階」が人気です。「夜景が美しい」「花火大会が見える」など、景観を売りにしているマンションもあります。そのため、価格などの条件が折り合うのであれば魅力的です。そのほかにも、高層階は窓からの侵入リスクが低い分、防犯性が高いというメリットもあります。ただし、高層階になるほどエレベーターの移動時間がかかる点には注意が必要です。

エレベーターの待ち時間は毎日の生活の中ではストレスを感じるポイントかもしれません。特に急いでいる出勤時の長い待ち時間は避けたいところです。「どれくらいのエレベーター数が適正か?」については、さまざまな考え方があります。一般的には50戸に1基あるのが望ましいといわれますが、待ち時間がより少ないマンションは、1フロア2~3戸に対し1基あるのが理想という意見もあるのです。

エレベーターの台数そのものに加えて、スピードや乗員数も快適性を左右します。高層階を希望される方は、内見時にエレベーターが「何戸に1基の割合か」「広さは十分か」といった部分もしっかりチェックすることが重要です。待ち時間自体をなくしたいのであれば、階段で階下に降りられる低層階を選ぶのもよいでしょう。帰宅時はエレベーターを利用、出かけるときは階段を利用すれば肉体的な負担を抑えられます。低層階になるほど購入価格が安いという点はメリットです。

位置の正しい選び方:角部屋にこだわるなら早めのマンション探しを

角部屋と中部屋についてはどうでしょうか?一般的に人気があるのは角部屋の方です。角部屋は窓の数が中部屋に比べて多く、採光に優れているためです。一方、中部屋はエレベーターの位置が近いなどのメリットがあることもあります。

角部屋のメリットとしては採光のほかに、中部屋と同じ広さでも使い勝手の良い間取りになっていることが多い傾向です。いずれにせよ、角部屋は人気があるため、もし狙っているのならなるべく早くマンション探しをスタートした方が良いでしょう。

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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