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作成日: 2018.05.22

住まいの素敵なデザインアクセント!タイルの種類と特徴

住まいの素敵なデザインアクセント!タイルの種類と特徴

自分らしいお気に入り空間をデザインできるのがリノベーションの醍醐味のひとつ。なかでも無理のないコストでオンリーワンの住まいにできるのがタイルによる空間演出です。住まいのタイルにはどんな種類があるのでしょうか。今回は、それぞれの特徴や活用法を見ながら、素敵なアクセントでリノベーションを楽しむタイルについて紹介します。

タイルの種類・モザイクタイルとブリックタイル

リノベーションで意匠として彩られるタイルとして多く用いられているのは「モザイクタイル」と「ブリックタイル」です。「モザイクタイル」はその名の通り、最大で目地を含めて50ミリメートル角の小さなタイル。細かいものでは10ミリメートル角くらいのものもあります。

モザイクタイルには、多彩な色・素材があり、「光沢のあるタイル」「透明感のあるタイル」「ラフなステンドグラス風のタイル」まで仕様は多種多様です。おしゃれで個性的な空間演出に欠かせないタイルとして高い人気があります。正方形だけではなく曲線カーブのフォルムなど、組み合わせ次第で室内のインテリアとコーディネートできるのも特徴です。

モザイクタイルと並んで、リノベーションで活躍するタイルの代表格は「ブリックタイル」は、モザイクタイルより大きいレンガ風のタイルになります。石やモルタルを混ぜた重厚感のある風合いが特徴です。レンガよりも軽いので、キッチンの腰壁や壁面などに敷き詰めて室内のアクセントにもおすすめ。さらに、白やテラコッタ、ニューヨークの地下鉄風のサブウェイタイルなどで、まるで海外の街角のような空間演出にも一役買ってくれます。

室内のアクセントや土間にもデザインを彩るタイル

リノベーションなどの室内演出としてタイルが用いられる空間は多岐に渡ります。キッチンの壁やサニタリースペースのタイルにワンポイントとして、「ステンドグラスのようなモザイクタイルを採用する」「キッチンの腰壁に重厚感のあるブリックタイルで彩る」なども良いでしょう。

特におすすめなのは土間スペースです。玄関スペースを広く確保して、自転車やベビーカーが置けるように設計する事例はリノベーションで多く見られます。しかし、この玄関土間をモルタルのままではなく、こった配置でモザイクタイルを敷き詰めてデザインを施すのもおすすめです。玄関ドアを開けると、世界にひとつだけの素敵な空間が広がります。

キッチンスペース、洗面、水回りのタイルは機能性も抜群

タイルはキッチン、バスルーム、洗面台、トイレなど、水回りとの相性も抜群です。お手入れしやすいタイルは水回り設備に採用することで、機能面に優れているのはもちろん、工夫次第で個性的な一角になります。「オリジナルキッチンは予算的に難しいけど、ありきたりのキッチンにしたくない」というケースにも、モザイクタイルは重宝するでしょう。

システムキッチンの壁面にサブウェイタイルを配すると「カフェ風キッチン」、キラキラのPOPなモザイクタイルを施せば「パリのアパートメント風」になります。工夫次第でユニット設備の水回りも、オンリーワンの空間を創作可能です。

タイルの意匠は組み合わせで無限

配置や並べ方次第で印象が180度変わるのも、タイルによる内装デザインの面白さです。特にモザイクタイルは、組み合わせ次第で無限の空間を作ることができます。また、タイルは材質や色だけでなく、目地の幅や色との組み合わせて違った表情を見せてくれるでしょう。

タイルは室内を彩る面積も大きいことから、空間演出に重要です。しかし、欲張ってしまいやりすぎてしまうと、個性が強すぎるデザインになってしまいます。ずっと自分が住む場合は問題ありませんが、賃貸に出したり、売却したりする場合に個性が強すぎる住まいは、借り手や買い手がつきにくいという点はデメリットです。

すべてを特殊なタイルにするとコストがかさみますが、プレーンなタイルにワンポイントだけモザイクタイルを配してもおしゃれでしょう。リノベーション空間を彩るタイルを楽しくこだわって、素敵な空間作りに活かしましょう。

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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