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作成日: 2018.10.30

アパートのリビングをおしゃれに。レイアウトや収納アイデアのまとめ

アパートのリビングをおしゃれに。レイアウトや収納アイデアのまとめ

アパートは、1部屋のスペースが限られており、上手にスペースを活用しなければ圧迫感が強くなってしまう場合があります。そこで今回は、レイアウトや収納を工夫してアパートのリビングをおしゃれにする方法について解説します。

アパートのリビングの基礎知識

アパートの広告などを見ていると、1LDKや2DKなどと間取りの欄に書いてあることがあります。LDKは、リビング・ダイニング・キッチンの3つが揃った部屋、DKは、ダイニング・キッチンの2つが揃った部屋があることを意味しています。

そのため、DKにはリビングがないということになりますが、リビングがあるのとないのとではどのような違いがあるのでしょうか?

そもそもリビングとは?

リビングとは、テレビを見たり本を読んだりなど家族がくつろぐスペースのことを指します。

リビングダイニングについて

リビングは家族がくつろぐ場所ということが分かりましたが、ダイニングとはどのような場所なのでしょうか?

ダイニングとは、キッチンで調理された料理を食べる空間のことを指します。リビングとダイニングが分かれている場合は、空間ごとに用途を分けるのが一般的です。

しかし、リビング・ダイニング・キッチンは壁で明確に仕切られているわけではありません。リビングとダイニングを分けることによって、1つのスペースが狭くなってしまう可能性もあります。

そのような場合はリビングとダイニングを1つと考えてみてください。ダイニングでご飯を食べながらテレビを見るなど、家族でくつろぐ場所にすることで限られたスペースを上手に使えるようになるでしょう。

アパートの狭いリビングを広く使うコツ

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アパートのリビングは、ダイニングとリビングを分ける余裕がなく、リビングダイニングとして使うのが一般的と考えられています。

そのため、上手に家具を配置するなど、限られたスペースを有効活用しなければなりません。やみくもに家具を置いてしまうと、くつろぐスペースが狭いだけでなく圧迫感のあるスペースになってしまうため注意が必要です。

では、どのようにすればアパートの狭いリビングを広く使えるのでしょうか?「家具のサイズ」「リビングの色合い」「開放感」の3つの観点からみていきましょう。

家具のサイズを熟慮する

目線の高さに家具があると圧迫感が強くなってしまうため、部屋をより狭く感じてしまいます。

そのため、なるべく背の低い腰高ほどの家具を選ぶようにすることで、視線がぬけるようになり空間を広く感じるようになるでしょう。

リビングの色合い

黒やこげ茶などの暗い色は、圧迫感が強くなるため部屋が狭く見えるようになります。そのため、白やベージュなどの明るい色をリビングに使う方が広く見せることができるでしょう。

また、床を暗い色、天井にかけて明るい色に変えることで天井が高く見えるようになるなど、1色だけにするのではなく組み合わせるのも効果的です。

開放感

背の低い家具を選ぶことも開放感につなげることにできますが、収納力が低下してしまうため、現実的ではない場合があります。

そこで、収納力を低下させずに上手にリビングを広くする方法として登場するのが、視線のぬけを意識するという方法です。

例えば、背の高い家具を入り口側に配置して窓に近づくにつれ背の低い家具を配置すると、遠近法の効果によって奥行きを感じられるようになります。このように開放感ある空間作りを心がけると、狭いリビングでも広く見せることができるでしょう。

狭くても広く見せるおしゃれなアイテムを使う

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家具の配置やリビングの色合いで狭い部屋を広く感じさせることができました。しかし、配置を変えることやクロスを張り替えるのは少し手間がかかってしまうため、手軽にできる方法とは言えません。

そこで、手軽にできる狭い部屋を広くする方法として登場するのが、アイテムを使う方法です。それぞれの方法について詳しくみていきましょう。

カーテンで奥行きを演出

カーテンは、色によって圧迫感が強くなってしまう場合があるため注意が必要なインテリアです。

例えば、赤などの暖色系は膨張色であることから、部屋の圧迫感が強くなってしまいます。逆に、青などの寒色系は後退色であることから、部屋の圧迫感を弱め、奥行きを出せるようになるのです。

そのため、遠くに見せたい壁に後退色である青などの寒色系を選ぶと奥行きを感じられるようになり、狭いリビングでも広く見えるようになります。

鏡を使って視覚効果

インテリアを楽しむ程度の感覚で設置した鏡が想像以上の視覚効果をもたらす場合があります。

鏡は、置き場所を少し工夫すると空間が続いているように見えることから、部屋が広くなったように感じることができます。入り口や窓などの開口部が映るように配置するのが視覚効果を高めるポイントです。

もし、配置するのが困難な場合には、スッキリした空間を映し出すことができるポイントを探してください。視覚効果で狭い空間でも広く感じられるようになるでしょう。

照明の配置にも工夫を

部屋の真ん中にシーリングライトを設置していても端の方には明かりが行き届いていない場合があります。

人間は、明るいところに視線がいきやすいと言われているため、部屋の端の方に暗い空間があると、部屋を狭く感じてしまう可能性があります。そこで効果的なのが間接照明です。

フロアスタンドなどを光量の足りていない部分に配置することによって、空間の広がりを感じられるようになるでしょう。

詳しくは「アパートのリビングにはどんな照明がいい?照明の基本や選び方」をご覧ください。

リビング収納をおしゃれにするアイテム

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狭い空間を広く見せることができたとしても、部屋が散らかっていては意味がありません。

部屋を片付けるのはもちろんですが、その際におしゃれな収納アイテムを設置するだけで部屋の雰囲気を大きく変えられます。それはどのようなアイテムなのでしょうか?それぞれのアイテムについて詳しくみていきましょう。

チェスト

チェストとは、扉が付いた移動できるサイズの収納棚です。デザイン性が高いものも多く、インテリアの1つとして活用できます。

扉が付いていることに加え、コンパクトな割に大容量でもあるため、急な来客時でもさっと出ている荷物を隠すことができるのもポイントと言えるでしょう。

収納付きの家具

収納家具を増やしたくても、スペースが限られていて新しく増やせない場合もあります。そのような場合に登場するのが収納付きの家具です。

ダイニングテーブルやローテーブルの中には、天板下に引き出しや棚が付いているものもあります。リビングの狭いアパートなどの場合は、限られたスペースを有効活用できるため、必須アイテムと言えるでしょう。

壁面収納

アパートの狭いリビングの場合には、収納家具を複数設置できない場合があります。そこで登場するのが壁面収納です。

壁面収納は、壁面に対して縦方向に収納スペースをとるため、限られたスペースを上手に使うことができます。加えて、デザイン性も高いため、おしゃれな収納アイテムの1つと言えるでしょう。

アパートのリビングにキッズスペースを作る

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アパートは、1部屋1部屋が狭いだけでなく部屋数も限られているため、キッズスペースのためだけに部屋を確保するのが難しいと言えます。

しかし、リビングにキッズスペースを作っても、好奇心旺盛な赤ちゃんは想像を超える行動をとるため注意が必要です。

そこで、リビングでのトラブルを未然に防ぐために、リビングにキッズスペースを作る際のポイントと注意点についてみていきましょう。

子供用の収納や家具はナチュラルが馴染む

子供が使うものだからといって派手な色の収納や家具を設置すると、その部分が際立ってしまうため圧迫感が強くなってしまう場合があります。

そのような場合は、子供のスペースだからと特別な空間を作るのではなく、リビング全体に馴染むようなナチュラルな家具や収納を選びましょう。部屋をスッキリ見せることができます。

赤ちゃんがいる場合の家具の注意点

赤ちゃんがいる場合は、つかまり立ちで転倒した場合に備えてジョイントマットを敷いておくことがポイントです。

また、よじ登って落ちるほか万が一の破損によるケガを防ぐ必要もあります。ソファやダイニングチェア、ガラス製のテーブルなどは、キッズスペースから離れた場所に設置するか、そもそも置かないのも1つの選択でしょう。

食品棚やテレビなども、つかまり立ちの際に引っ張ることで子供に向かって転倒する可能性があります。収納棚が転倒しないように固定するだけでなく、なるべく近づかせないようにするなど、万全の対策を行っておいた方がよいと言えるでしょう。

まとめ

部屋数が少なく1部屋が狭いアパートでも、レイアウトを変えるなどの工夫を行うだけで快適な空間に変えられます。

また、収納も「単に物を片付けるための箱」というように考えるのではなく、インテリアを楽しむためのアイテムと考えて選ぶことによって、部屋の雰囲気をよくすることにつながるでしょう。

しかし、赤ちゃんがいる場合にはインテリアを優先するのではなく、赤ちゃんの安全を優先しなければなりません。それぞれの家庭の状況に合わせて最適なアプローチを選択しながらリビングのおしゃれを楽しみましょう。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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