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作成日: 2018.08.06

デザイナーズマンションと普通のマンションの違いは?購入時、売却時に気をつける点は?

デザイナーズマンションと普通のマンションの違いは?購入時、売却時に気をつける点は?

「デザイナーズマンション」をうたった物件広告をよく見かけます。おしゃれなマンション、洗練されたマンションというニュアンスは何となく分かりますが、明確な定義はあるのでしょうか。あわせて、デザイナーズマンションと普通のマンションのどちらを購入した方が良いのでしょうか。今回は、マンション検討中の方に向けて、これらの違いやデザイナーズマンションのメリット・デメリットについて解説します。

デザイナーズマンションという表現の意味は?

デザイナーズマンションという言葉は、もともと「著名な建築家が設計したマンション」です。建築家の考えるコンセプトに基づいて設計された、唯一無二な空間が実現されたマンションです。しかし、「デザイナーズマンション」には明確な定義がないため、著名な建築家の手がけたマンションでなくてもデザイナーズマンションと呼ばれることもあります。デザインにこだわっていたり、ラグジュアリー感があったりするマンションを総じてデザイナーズマンションと呼ぶ風潮に変わってきています。

デベロッパーや不動産会社の中には、単におしゃれなマンションというニュアンスでデザイナーズマンションと呼んでいることもあります。いずれにせよ、そのマンションがこだわっているのは何なのか、「どのようなコンセプトなのか」「外観、もしくは内装のどの部分か」などをしっかり確認したうえで購入した方がよいでしょう。

デザイナーズマンションを購入するメリットとは?

デザイナーズマンションを購入するメリットは以下の3つです。

・インテリアにお金をかけなくてもコーディネートしやすい
空間そのものの質が高いので、シンプルな家具やインテリアをレイアウトしただけで、おしゃれな雰囲気が演出できます。

・価格以上のラグジュアリー感を味わえる
デザイナーズマンションは、一般的なマンションよりも販売価格が高い傾向ですが、デザイン性の追究や質の高い部材が使われることで、価格を上回るラグジュアリー感を実現しているものもあります。

・賃貸に転用するときに有利になることも
購入した後に何らかの理由によって貸し出すことになった場合にも、著名な建築家の「作品」という観点で、またはデザイナーズマンションの付加価値によって賃料を高めに設定することも可能です。

デザイナーズマンションを購入するデメリットとは?

デザイナーズマンションのデメリットは、次の2つが考えられます。

・販売価格が高いケース
デザイナーズマンションは、著名な建築家に設計を依頼した場合には、設計料が上乗せされます。また、設計料のほか、従来のマンションより外部から内部、各部材にもこだわって建築されるでしょうから、物件の価格が高くなる傾向があります。

・時代と共におしゃれでなくなることも……
時代の空気感に影響を受けつつ誕生したマンションは、はじめこそ斬新で最先端なインパクトを与えていても、10年後、20年後に「古臭い」「昔っぽい」と感じられる可能性があります。そういった意味では、独自性やデザインを追究したマンションよりも、シンプルな、さりげないおしゃれ感の物件を購入した方が無難という場合もあります。

好立地だからこそ、ハイデザインという付加価値が生きる

デザイナーズマンションを購入する場合、将来、売却を考えてる場合にはこの記事で解説したようなメリットとデメリットを考慮して購入する必要があります。とくにデメリットの「時代と共におしゃれでなくなることも……」は重要です。万人受けしない個性の強い物件や、トレンドを意識しすぎた物件は、一部の人にしか受け入れられないため、売却時に不利になる可能性もあります。

一方で、時代を超えて支持されるハイデザインのマンションを選ぶと、付加価値によって、資産価値を保ちやすくなります。その場合でも、立地が良いことは外せません。好立地という魅力がベースにあって、ハイデザインという付加価値が生きるのです。

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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